小又川渓谷 桂五滝 >> 落差 30m 2014/06/10

 新温泉町海上、小又川渓谷に架かると言われる五滝は地区の観光地図にその所在地が記されているのですが
地図によって桂の滝の直ぐ下流とシワガラの滝の上流に所在地が分かれています。
先頃、シワガラの滝から桂の滝まで遡上された登山家の方によると
地図に記されている両方の地点に滝が架かっていたそうです。
桂の滝下流が三段、シワガラの滝上流が五段の滝だそうでどちらが本当の五滝なのかは確認されていないそうです。
今回その登山家の方に案内して頂いたのは桂の滝の下流の方で
確認が取れるまで取り敢えずは「桂の五滝」として紹介しておきます。

三段の滝の最上段の落ち口でほぼ直瀑、落差は20m、滝下には大きな釜があります。
上から見るとかなりの落差に見えるが実際はそれほどないのかも・・・
落ち口にロープを張って身体確保をしたうえで身を乗り出しての撮影です。
いやぁ〜怖かったぁ。

落ち口はこんな感じ・・・滝前には未だ雪渓が残っていました。
次回の訪問ではあそこに立ちたいなぁ〜

 高速シャッターで手持ち撮影・・・この状況では仕方ないですね。
同行して頂いた山岳カメラマンの方はこの状況でも三脚を据えて撮影されてました・・・流石にプロですね。

次回は下流からのアタックで桂五滝の全貌を紹介出来ると良いなぁ〜。

2014/07/28

今回の小又川遡行はシワガラの五滝から桂の五滝間の探索です。
今回も案内して頂いた登山家の方によれば連続遡行は無理らしいので二区間に分けてのアタックです。
先ずは普段の滝見スタイルで遡行出来る桂の五滝下段の滝へのアタックです。
桂の滝への登山道から道無き斜面を下りて最後は10m程の垂直の壁をロープを使っておりる。
やっとの思いで降り立った渓谷は意外となだらかであったが地形図から想像していた様相とは大違いでした。
ジグザグに折れ曲がった川筋は先が全く見通せず両岸の絶壁がそそり立つだけの空間。
降り立った地点から遡上すること数分の所、左岸枝谷に落差50m程の枝沢からの滝を見るが
そのまま本流を少し進むと桂五滝下段の滝が架かっていました。
落差6m程の直瀑で上段が20m、直ぐ下の中段が4m…と言う事で桂五滝は総落差30mと言う事になります。


落ち口の上で川筋はまた方向を変えている様です。
上の方に上段の落ち口が垣間見えていました。

前回はあそこに立っていたのだなぁ〜と・・・ちょっと感慨深いものが。

左右からのショット・・・滝の姿形は何の変哲もない滝ですがこの滝の魅力はなんと言っても滝周辺の様相です。
歩を進める度に飛び込んでくる絶景・・・瞬きするのも惜しいぐらいでした。
越すに越せないこの滝がちょっと恨めしい。
今回も上中段の滝前に立つ事は叶わなかったが何時の日かきっと・・・
シワガラの滝や桂の滝の様に訴えるものがない滝・・・
私的には辿り着く事に意義を見出しました。

渓谷の様子・・・ツヅラ折れの渓谷の様子が解って頂けるでしょうか?
渓谷に降り立ってからはいとも簡単に辿り着けた下段の滝、この滝へのアタックはなんと言っても
登山道から渓谷に降り立つまでのルートの難しさでしょうか?
何度も何度も通って見出されたルートを惜しげもなく案内して頂いた今回の同行登山家の方に本当に感謝です。

所在地 海上
訪滝案内
この滝へのアクセスは大変危険な為事故防止の観点からルート案内は控えさせて頂きます。
2014/06/10

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