赤滝 >>  落差60m 2011/10/11
難行苦行の末にやっと辿り着いた赤滝・・・ルートさえ間違えなければそれほどでもなかったのですが。
眼の中にこの滝姿が飛び込んできた時、思わす同行者とハイタッチ・・・素晴らしい!
二度目のアタックでの対面ですから感動も二倍、いやそれ以上です。
滝前から見る滝上部。
もう一段上に在るのだが
滝前からは見る事が出来ない。
何しろ落差60mですから・・・
滝中央部。
落水が岩に当たって砕け
飛沫となって降り注いできます。
滝下部。
滝壷は無く巨岩がごろごろ。
滝脇から・・・紅葉にはまだ少し早かった様です。
滝脇から見る滝上部。
飛沫で霞んで見えます。
滝脇から見る滝下部。
飛沫が凄くて正面からは中々・・・
少し下流側に下がってレンズ拭き拭き、見上げる様に撮ってみました。
赤滝の迫力が伝わるでしょうか?
滝見道中段テラスより
このポイントから見ると丁度滝と正対している感じです。
滝上部も何とか見る事が出来ます。
滝上部・・・ちょっと見上げて
滝下部・・・ちょっと見おろして
滝も素晴らしいが滝脇の絶壁も凄いです。
滝、絶壁から迫り来る圧力に唯々見入るだけです。
少しづつアングルを変えながら撮っては見るものの・・・
素晴らしい滝はアングルなんて関係ない様です・・・何処から見ても絵になります。
展望テラスより
展望テラスから見る赤滝、滝前で感じる程の迫力はありませんが
このポイントがこの滝が一番美しく見えるポイントだと私は思います。
滝前からは見えなかった滝上部。
紅葉が始まっていて中々綺麗です。
紅葉が始まったばかりとはいえこの美しさです。
紅葉真っ盛りだと・・・この滝、近くにあればピンポイントで狙って行けるのですが・・・溜息が出ます。
唯々、凄い!素晴らしい!美しい!…賛辞の言葉が足りない。
赤滝への取付き箇所です。
此処がポイントです
涸れ沢直ぐ脇の
残置ロープのある斜面。
ほぼ垂直の斜面を3m程登って
左に移動します。
(コツがいるかも?)

失敗だらけの赤滝訪問記

 二度目の挑戦になる赤滝、一度目は失敗しているので今回は集められるだけの情報を集め
直近に訪問された方からも情報を頂き今回こそはと意を決してのアタックです。
 早朝6時に危険個所担当要員?と二人で霧ヶ滝渓谷入口を出発、新しく架けられた橋や張り替えられた
ロープのお陰で何の苦労も無く7時に霧ヶ滝の滝前に立つ。
 霧ヶ滝の素晴らしい滝姿を暫し眺めた後今回の目的である赤滝に向かう。
霧ヶ滝の少し手前で川を跨ぎ赤滝の谷へ入ると左岸の草木を掻き分けながら進む。
二度目の訪問なので前回同様、途中から川に下りて遡上したり左岸を捲いたりしながら約15分で
噴出しの滝に着いた。
帰りに解かった事ですが左岸に今は定かでない遊歩道の跡らしきものが途中までですがありました。
 ここまでは予定通り順調、滝前で暫し赤滝へのルートを模索する。
吹き出しの滝の滝口左岸、ロープでも架ければパス出来そうに見える、その上の滑滝も斜度がそれほど無いので
攀じ登れそうに見える・・・がその上流が解からないのでここは素直に頂いた情報を参考に吹き出しの滝の少し下流の
傾斜の緩やかそうな所から斜面の上部に見える絶壁を目指して登って行く。
浮石だらけのとっかかりの無い急斜面を落石に気を付けながら這う様に進み何とか
絶壁の下へ辿り着く。
これが最初の間違い
 赤滝への取付きは斜面の中程から斜面を横切る様に左に進み涸れ沢を跨いだ所なのだが
この時点でもう大きく行き過ぎている。
しかしそれが解かっていない我々は絶壁に沿ってさらに高度を上げ沢に行き当たった所で対岸に渡った。
対岸に渡った所がテラスの様になっていてそこより下は絶壁に見えまさかその下に取り付きがあるとは
夢にも思ってなかったのでそこから沢に沿って更に高度を上げていく。
頂いた情報では3m程のほぼ垂直で踏ん張りの効かない斜面に残置ロープが架かっている・・・
これを
3mの垂直の岩場に残置ロープと思い込んでいた。
これが二つ目の間違い。
掴むものも無いガレバの急斜面を落石に気を付けながら這い上がって行くとそれらしい所が何箇所もあり
その都度確認しながら更に高度を上げる。
途中で流石にこれは違うと思い同行者に相談すると地図を見ながら高度的にはもう少し上と云うので更に上に上に・・・
 途中、沢左岸の絶壁に水量が少なくはあったが落差のある見事な滝が架かっていたのですが
普段ならすぐカメラを出して撮影するのですが立っているだけでも厳しい状況だったのでとても無理と云うか
そんな気にもならなかった。
 結局頂上付近まで上って流石にこれは違うと・・・ここで断念、今回も駄目だったかとちょっと落ち込んでしまった。
暫らく休憩して再度確認しながら下って行くのだがこれがまた大変。
よくもマァこんな所を上ってきたものだと・・・見下ろすと膝がガクガクと震える。
ちょっとバランスを崩すと何処まで滑り落ちるか解からない恐怖、安全の為ロープを使う事に。
立木、倒木などにロープを架け交互に下りて行くのだが20mのローブでは間に合わない。
ロープをもう一本だしてやっとスムーズに・・・何度か繰り返して何とか元のテラスの場所に下り立つ。
下から見上げて・・・もう二度とこの斜面は上らないぞと心に決めました。

 テラスに立って二人とも辺りの状況を観察、まだ諦めてないのだ・・・もう執念です。
よく見ると10m程先の山肌に向けて踏み跡らしいものが・・・実際は風の通り道だったのだが。
ラストチャンスとばかりに行ってみる事に。
 先ずは危険個所担当要員?の同行者が10m先の木々の茂っている山肌に向けて難儀しながらトラバース、
そのまま急斜面の山肌を木々に掴まりながら進んで行く。
暫く待っても戻ってこないのでひょっとしたら滑落したのかもと気を揉んでいると笛の音が聞こえてきた。
どうにか無事に何とかなりそうな所に辿り着いた様だ。
ならば行かねばなるまいと先行者の跡を辿るが岩盤の上に少し堆積した泥に根付いている羊歯や草は
とても二人分の体を支えてはくれそうもない。
仕方ないので別ルートを慎重に時間を懸けてトラバースして何とか木々の茂っている山肌に取り付く。
後から考えてみるとこの日の滝行で一番危険な箇所であったと思います。
 しかし山肌に取り付いてからも大変で急斜面の木々に掴まりながら進むのですがどうしても届かない所が・・・
木の根に足を掛け踏ん張りを利かしてジャンプ(まるで猿です)・・・
そんな事を何度か繰り返してやっと先行者に追い着くと、なんと先行者の足元に山道が在ります。
その時の正直な感想を言うとヤッタ〜と云うよりは助かった〜でした。
その山道を少し上がると展望所でした。
思わず同行者とハイタッチ!
こんなルートで赤滝に到達したのは私達だけでしょうね。(自慢にはなりませんが・・・)
 展望所で暫らく休憩して今度は滝下へ下りる準備です。
頂いた情報では30mのロープとあったので取敢えず20mのロープ二本を繋いで垂らすとぴったり滝下まで。
必要な機材だけを持ってほぼ垂直に近い、踏ん張りの効かない斜面下りると中段のテラス、
そこからはロープ無しでも下りる事が出来ました。
下りる時は意外と簡単でしたが登り返しが・・・足元が滑り易いのでロープを頼りに殆ど腕力だけで上りました。

 帰りは簡単です・・・かなり急ではありますが明確な山道を下って行くだけです。
途中、ロープの架かっている所もありましたが特に頼る必要も無かったです。
山道を下って行くと頂いた情報にあった「3m程のの垂直に近い斜面に残置ロープ」の箇所があり、
「あれ、崖のトラバースは?」と後ろを振り返るとそれらしい所が・・・何気なく通過していました。
 残置ロープの取付け箇所が悪く下り難いので少し上の木にロープを架けて難なくここを通過、沢を跨いで
浮石だらけの急斜面を草を掻き分け掻き分けしながら吹き出しの滝まで下りて行きました。

 吹き出しの滝を出発してからそこに戻るまでに要した時間は約6時間、
霧ヶ滝渓谷に入ってから車に戻るのに要した時間は約9時間(撮影や休憩の時間を含んでいます)
帰り道何時もなら渓谷の他の滝やら美しい渓谷美を撮影しながら帰路に着くのですが体力、気力に余裕が無い。
今回は流石に疲れました。

 失敗だらけの今回の滝行、今後の自分自身への戒めと今後、赤滝を目指される方達の参考になればと思い記してみました。
最後に今回、このきつい滝行に同行して頂いた滝友に感謝です。

2011/10/11 記
2012/10/30

一年振り二度目の赤滝訪問、今回は紅葉最盛期の赤滝を目指したのですが・・・
一週間ほど早かったです、でもこの紅葉ですからねぇ。

今回のアタックルートは以前は遊歩道であったろうと思われるコースを進んでみました。
が、それらしき踏み跡は途中jまでで中程からは浮石だらけのとんでもないコースでした。
時間の懸かる危険な箇所の多いこのコースはお勧め出来ません。
二度の滝行の結論として吹き出しの滝までは最初の滝行のコースが正解だと思います。
吹き出しの滝手前から赤滝への取り付き口までは急斜面のうえ浮石が多くて
チョット大変ですが遊歩道に比べると楽勝です。

右岸滝脇から見上げると・・・滝水に映えて紅葉が綺麗。
展望テラスから上段を見ると・・・
滝上段部周辺の様子・・・どうですこの紅葉。
滝脇から見る赤滝の全貌・・・見事ですねぇ。
今回は早朝訪問の御褒美に虹まで架けてくれました。
ちょっとづつアングルを変えながら・・・虹の位置が変わっていきます。
滝と虹と紅葉、後足りないものは・・・青空かなぁ〜
展望テラスから見る赤滝・・・これでまだ紅葉最盛期ではないのです、でも凄い!
2015/06/01
今回は新温泉町をホームグランドにしている登山家「風山歩」さんの案内で通常では見る事の出来ない赤滝の姿を。
上山高原から左馬殿道に入り途中で逸れて赤滝上流のの沢に向けて道無き道を30分・・・
辿り着いたのがこの赤滝の落ち口・・・対面眼下には通常の赤滝ルートの展望テラスが見えます。
ロープを設置して頂いていたものの15m、垂直に近い命綱無しでの痩せ尾根降下りは迫力満点。
多分もう二度と見る事の無い光景・・・案内頂いた「風山歩」さんには本当に感謝です。。
上山高原から左馬殿道に入り霧ヶ滝上流で急峻な斜面を攀じ登り旧森林鉄道軌道跡へ・・・
その軌道跡から250mmの望遠で見る赤滝です。
下部が赤滝、上部が赤龍の滝です。
ちょっと前にはあの葉隠れしている部分に立っていたのだと思うと・・・思い出すだけで足がすくみます。
軌道跡から赤滝を望める箇所は一箇所のみ・・・案内して頂いた「風山歩」さんには本当に感謝です。
それにしても軌道跡には真新しい熊の糞がそこかしこに・・・
2015/11/03

な、なんと!今年二度目の赤滝です・・・が滝前に立つのは三年振りです。
前回は滝上から覗き込んだり遠く離れた地からの遠望のみでした。
今回は総勢11名の大行軍、遠くは福井、愛知からの参加者もいて・・・赤滝の吸引力は流石です。

11月初旬赤滝周辺の紅葉はまさに今がピーク・・・
目に飛び込んできた県下屈指の滝景を見るなり総勢絶句の後に感嘆の歓声です。
今回は目障りなコメントは無し・・・紅葉に映える赤滝を目で十二分にお楽しみ下さい。


山道終点の展望テラスより・・・滝の全貌を見るのはこのポイントが一番です。

霧ヶ滝から赤滝へのルートは自然に帰りつつある様で不明瞭な箇所が増えていました。
今後初めて赤滝を目指す方は赤滝経験者の帯同が必須と思われます。

所在地 岸田
訪滝案内  Google Map 検索コード  35.461352,134.453001

アクセスは「霧ヶ滝」を参照して下さい。

吹き出しの滝の少し下流、左岸から浮石だらけの急斜面を斜面上の絶壁を目指して
上がって行きます。(山道や踏み跡等はありません)
斜面中程で斜面を横切る様に左方向へ進むと沢(涸れ沢)に行き当たりその対岸の斜面に
残置ロープの架かっている所があります。
(吹き出しの滝からの斜面は浮石が多いので要注意です)
ロープを頼りに上った所で左に進み木々に掴まりながら斜面をクリアすると
その先に山道が伸びています。
ジグザクの所々にロープの架かっている急な山道を上って行くと展望所があります。
展望所から滝前に下りるには40m程のロープが必要です。
吹き出しの滝から展望所までストレートに行ければ20分位で行けると思います。
(このルートは帰路にしか使ってないので時間はあくまでも参考程度にお願いします)
2011/10/11

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